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こんにちは! ねこです。
今は渋谷のある企業で正社員のゲームエンジニアとして、ゲーム開発をしています。
しかし、私は、過去 Web の受託開発で 7 年、ゲーム開発の業務委託で 5 年、フリーランスのエンジニアとして仕事していました。
そこで、フリーランスとして仕事したい方向けに、あなたの背中を押す記事を書いてみたいと思います。
説教じみてると感じる方や、厳しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
先に謝っておきます。すみません!
でも、ここに書いたことって、結構大事なリアルだと思ってます。
実際に私も現在会社員としての恩恵を受けている身ですし 笑。
あくまで、現在の社会情勢から、予測できる未来を考えて、選択肢を広げる準備をしようよ! というお話になります。
会社の外に出ても、生きてく力を手にいれよう
2020 年 4 ~ 6 月の実質 GDP は、27.8%のマイナスという結果でした。
この落ち込み方は、戦後最大だそうです。
これ、私含めて、会社員していると、「そうなのねー?」って言いながら、あまりピンとこないですよね。
むしろ、感染者の人数の増減とかのほうが気になるでしょうか。
でも、よくよく考えると、リーマンショックより経済が落ち込んでいるわけです。
今はまだ、表面に現れてないですが、これから経済的に死ぬ人も結構でてくるはずです。
もちろん、会社も例外ではありません。
今までの当たり前が、当たり前でなくなる。という可能性は、ずっとあるのです。
フリーランスは肩身が狭い?
ところで、あなたのフリーランスのイメージってどんな感じでしょうか?
独立して仕事するという憧れもありながら、制度に守られてない不安定さを感じるかもしれません。
緊急時に、一番先に切られるようなところでもあります。
たしかに、今の世の中では、肩身の狭いフリーランスです。
ただ、世の中の流れを見ていると、そろそろ潮目が変わってきそうな気がしています。
まだ、みんなの体力がある今のうちに、働く方法の選択肢を広げておくのは、これからを生きてく上で大事なことです。
まず、働き方の選択肢を広げよう!
まず、前提としてあるのは、正社員になるために働く、または、自分の立場を維持するだけの働き方は、すぐやめるべきだということです。
そのかわりに、働き方の方法を増やすことに、力を入れるべきだと思います。
そして、その働き方のひとつとして、フリーランスもあり。と、とらえるべきです。
正社員だからこそ、色々試してみよう
むしろ正社員で働いてるからこそ、色々なことを試すのにもってこいです。
というのも、フリーランスになると、目先のお金にならないことがしづらくなるからです。
あなたも、現在安定した収入があるのであれば、今のうちにアクションを起こしましょう。
正社員はオワコン?
最近よく言われるのが、正社員はオワコンなのか? という話です。
それでいうと、日本が … という話になりそうですが 笑。
とはいえ、今後は正社員は、「目指すもの」ではなくなると思います。
というのは、今後必ず正社員の待遇(特権?)には、必ずメスが入ると思うからです。
終身雇用制はなくなる?
まずは、多くの日本企業が採用している、終身雇用を前提としたメンバーシップ型の雇用は、立ちいかなくなります。
代わりに、ジョブ(プロジェクト)型雇用の、流動性の高い雇用形態に変化するはずです。
なぜ、これを断言できるのか?
それは、終身雇用制が、すでに立ちいかなくなっている制度と思われるからです。
なぜ、終身雇用制は立ちいかなくなると言えるのか?
なぜ、そう思うのか?
それは、大手の企業でも、雇用についてネガティブな意見を隠さなくなっているからです。
本来は、それを公の場で話すのはデメリットでしかないですから。
経団連の中西会長も終身雇用制の見直しについて、言及しています。
また、トヨタ自動車の豊田社長もこう述べています。
雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた。
問題は、コロナ禍の中でも、黒字を出し続けているトヨタでさえ、このように述べている点です。
また、黒字でありながらリストラをする企業も増えてきています。
2019 年、早期・希望退職者を募った上場企業35社のうち、57%にあたる20社の通期最終損益が黒字でした。
NEC なども、希望退職者を募っている企業です。
面白いのは、同時に才能ある若手に大きな額の給与(1,000 万以上)も提示している点です。
生産性が低い日本
今、グローバルな競争のもとにおかれている企業は、ほとんどが思ってるであろう悩み。
それはスピード感の違いだと思います。
それは、海外の企業が思い切った方針の変更ができるのに対して、日本では雇用の制度の問題もあり、できなかったりします。
実際に日本の生産性の低さは、数字に表れています。
国民 1 人あたりの労働生産性という指標で世界と比較すると、日本は、先進国の中で最下位なんですよね。
その原因は、制度として硬直化してしまった雇用形態もあると思います。
日本の会社は従業員に嫌われている?
最近は、従業員が会社をポジティブにとらえてるかを、「エンプロイーエンゲージメント」という指標で測ることが多いです。
その中で、日本のエンゲージメントは極めて低い結果(10%未満)が出ています。
逆に「ディエンゲージメント(反感を持つ)」は約 1/3 もいるという結果も。
これは、ほかの国と比較しても、かなり多い数値です。
会社には不満を言う。でも、やめることはしない。
これって、どういう状態でしょうか?
人が外側に不満を言っているとき
ヒトが、不平や不満を外部に言ってるときって、甘えてるか、自分の主体性を他人に預けているときなんですよね。
これ、おそらくですが、日本の終身雇用制の弊害だと思います。
一生涯の安泰が約束されているのが、当たり前になってしまったのです。
その結果、勉強も成長もしない人が増えたのでしょうね。
問題は、それに気づかずに日常になってしまって、10~20 年経ってしまった場合です。
その時に、自分の人生は自分で決めなければならない。と気づいても遅い可能性があります。
雇用する側のホンネ、される側のホンネ
正直、これだけ移り変わりが激しいと、誰しも、3 年以上の未来を見るのが難しくなります。
コロナ禍で、オリンピックも 2020 年になくなるなんて、思わなかったですよね。
わかっていたら、投資せずに、キャッシュとして残してたよ … 。という企業、結構ありそうです。
硬直した働き方が生み出す、問題点
特に、世界が大変なこのご時世。
やはり、雇用する側が思うことは、常に必要な時に、必要な分の労働力が得られることです。
しかし、現在は雇用したら、今後何十年の給与を保証しなければなりません。
もちろん、その事業が上っているときは良いのですが、下りはじめると、途端に維持に苦しくなります。
また、その業種では長所だった専門性も、価値を生まなくなる可能性も出てきます。
いっぽう、雇用される側も、現在の硬直した制度だと可能性が制限されます。
会社でミスマッチがあった時とか、雇用の流動性が低いとリカバーが難しいですよね。
そもそも、実力に見合った雇用がいつもあるなら、会社を辞めることに不安は感じないはずです。
その流れとして、副業を認めるところも多く出てきましたし、多様な働き方を推奨する流れも出ています。
1 つのところにとどまる、リスク
例えば、エンジニアとして、トレンドをキャッチアップし続けられる。
また、挑戦し続けられるのであれば、ずっと同じところで働いてても良いと思います。
もちろん、主体的に働けるというのは、エンゲージメントを高めます。
しかし、問題はそうでない場合。
古い考え方の会社に在籍していますと、その会社でしか使えないスキルやルールしか身につかない。というケースもあります。
それに気づかないという状態、気づいてもどうしようもない状態というのは、やはりリスクです。
やはり、外の市場を見ながら、自らの価値を高めていける状態にするべきです。
実際に行動を起こしてみよう
ここまで、色々書きました。が、やはり最後には行動が必要です。
もし、自分を変えたいと思うのであれば、今から行動を起こしていきましょう!
案件を見つけてから、フリーランスになろう
もし、あなたがフリーランスになりたいと考えてる場合。
当たり前ですが、仕事ないのに仕事を辞めるのは大問題ですよね。
いくら貯金があったとしても、仕事がないのは精神的にしんどいはずです。
ですので、安定しているうちに案件を手に入れている必要があります。
エージェント? or 自分で営業?
ちなみに私は、最初 Web の受託開発を個人の営業で行っていました。
でも、最初は仕事が軌道に乗るまでが大変でした。。
ですので、最初こそ、まずはエージェントを利用するのが良いです。
もちろん、そのようなサービスを使わなくても、コネや営業力で仕事は獲得できると思います。
しかし、こういうサービスを利用しますと、仕事を途切れさせずに請け負えますし、会社ごとのメリットもあります。
たとえば、エージェントを利用する場合
たとえば、エージェントを利用する場合ですが。
フリーランスになりたくて仕事探している、という旨を話して相談すると、親身に話にのってくれるはずです。
また、案件についても、たくさんの案件の中から、マッチしたものを選べます。
企業との契約までも、大体 1 回の面接で決まると思いますので、早いはずです。
エージェント経由でも、ほとんどの場合、フリーランスで請け負ったほうが報酬が段違いに上がると思います。
それで、見つかったらフリーランスに移行するのが良いと思います。
まずは副業から始めるのも〇
あまり大っぴらに言いづらい部分もありますが、副業から始めるのは良いと思います。
さすがに公務員は、副業すると法律で罰せられますが、民間だと基本は罰則はないはずです。
もし、現在、副業が禁止されている企業にいたとしても、何らかのアクションは起こすべきかと思います。
というのも、絶対に言えるのは、これからどんどん副業が当たり前になる世の中になるからです。
それはなぜか?
それは、企業と雇用者の要望と譲歩の兼ね合いを考えていくと、納得できるかと思います。
つまり、双方、将来にわたって保証はできない代わりに、自由と選択の幅を広げるのが、良い落としどころのような気がするからです。
最後に
しがみつく、という考えは捨てよう
正社員の立場でこれをいうのもあれですが、正社員という既得権益(?)。
いろいろ書いた通り、今後小さくなっていくでしょう。
その時に、少ないものを奪いあうためにしがみつくのは、良いとは思いません。
それは、最終的にあなたが幸せではないと思うからです。
仕事するにあたって、やはり仕事を選べる立場を目指すべきかと思います。
選べる、ということは、断れる、ということ。
もちろん、そのためには武器も努力も必要です。
しかし、きっと仕事を楽しくやっているはずです。
その、あなたが仕事を楽しくやっている、ということが、一番大事です。
いい仕事人生を送っていきましょう!