ゲーム会社の自社株を売却した話

ゲーム会社の自社株を売ってみた コラム

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こんにちは、ねこです!

今回は自社株を売却した話を書いていこうと思います。

とはいえ、自身がおこした会社の株式ではなく、勤めてる会社の持株会の株です。

結論:儲かった 笑

結論から言うと、儲かりました。以下、経緯を説明していきたいと思います。

今勤めてる会社は今から約3年前に上場したんですが、その半年前から、持株会での自社の株式の購入が可能になりました。

持株会は、毎月一定額を拠出して自社株をつみたてていくというものです。

僕は、その時から、限度額いっぱいまで拠出していました。

そこから3年間そのまま積み立てていたんですが、つい最近冒頭にあったように売却しました。

売却した理由

売却した理由なんですが、さすがに持株会の割合が多すぎたんですね。

これはロマンすぎる。ということで、割合を変えようと思って、拠出金の設定も合わせて2/3を売却しました。

売却のタイミングですが、インサイダー取引にならないように厳重に設計されてまして、四半期の決算発表から約2週間のタイミングになっていました。

ですので、その間で売却する必要があります。

ポジティブなサプライズ

今回の場合ですが、実は決算発表から売却までの1週間に20%も上がりました。

理由は、ポジティブなサプライズです。

ちなみに、平均取得単価からだと50%上がってました。

3年ちょっと、フルマックスで積み立ててまとまった額になってましたので、ボーナスをもらったみたいですね。

実際、持株会はおススメなの?

で、ここからは、持株会は実際におすすめなのか、という話をしていきます。

そんないい思いをした自社株の積み立てですが、他の人に持株会を勧められるか? というのは結論からいうと結構微妙です。

ただ、僕が拠出している理由というのもあるので、ネガティブ、ポジティブの両方の側面から書いていこうと思います。

ネガティブな理由 1 一社のみに投資するのはリスクが高い

毎月一定額を決まったタイミングで購入するドルコスト平均法は、かなり優秀な長期投資法です。

ですが、前提として、株価が右肩あがりに伸びていく必要があります。

正直、未来のことは誰も予測できません。もちろん、下がり続ける可能性もあります。

1社のみに投資すると言うことは、日経平均などと違って景気が良くなれば上がるわけではないですからね。リスクは高くなります。

ただ、ドルコスト平均法は、積み立て時、特に早い段階は下がっていた方が最終的な資産が増える傾向にあります。

今回の僕の件も、初期に安くなっていた時にたくさん購入されていたので、平均取得単価がだいぶ低かったのも大きいですね。

ネガティブな理由 2 売却のタイミングを選べない

加えて、売るタイミングを自由に選べないのは辛いです。

売却タイミングは会社によって違うかもしれませんが、僕がルール上売却した決算後2週間というのは、一番株価が乱高下するタイミングです。

今回はポジティブなサプライズがあったので、20%上がりましたが、20%下がることも平気で起こります。

例えば、500万円が400万円になったら恐怖ですよね。

もちろん、最終的に売る判断するのは自身なので、売る申請をしてたとしても、タイミングによっては売らずに次の機会を待つことも可能です。

ネガティブな理由 3 事前に会社に売買の申請をする必要がある

あと、売却を会社に申請する必要があるので、会社にバレずに売れません。

このへんは、人の目を気にする人だと辛いかなと。

しかし、デメリットだけでなく、メリットもあります。

ここからは、ポジティブな理由を書いていこうと思います。

僕が持株会にポジティブな理由

ポジティブな理由 1 奨励金の存在

まず、奨励金の存在です。これは積み立て金額の一定割合を会社が付与してくれるというものです。

拠出金の1割を付与してくれるのが相場のようですね。例えば、1万円拠出する場合は、会社が千円出してくれます。

ちなみに自分の会社の場合も1割です。

で、この1割、結構大きいんですよね。

資産を預ける段階で利息が1割つくと考えると、他にそんな商品はありませんよね。

1割の目減りは許容ができるようになりますしね。

ポジティブな理由 2 会社の業績や仕事を本気で考えられる

まず、会社の業績に敏感になります。IR 資料なんかも、面白く読めるようになるのではないでしょうか?

また、業績が資産に直結すると思えば仕事も本気になれるのでは、と思います。

ポジティブな理由 3 夢がある 笑

個別株の投資全般に言えることですが、株価が 1/2 になる可能性もある代わりに、2 倍、3 倍になる可能性も当然あります。

加えて、短期だと株価の動きは読みづらいですが、中長期であれば、ある程度業績に合わせて推移します。

会社の中長期の業績の推移は、今までの業績推移、社長の人となり、行っている業種の業界推移、社内の雰囲気などで、ある程度は読めます。

ちなみに、僕自身が持株会に拠出を続けている理由は、自分の会社が少なくとも5〜10年は成長し続けると思ってるからですね。

そんな楽しみ方を得たいなら、持株会で自社株を買うのはいいかもです。

最後に

そんなわけで、今日は自社株を売却した話をしてきました。

もし、今まで資産形成のための株式購入をしたことがなくて、興味をもたれた方は、まずは、iDeCo や 積み立て NISA を利用することをお勧めします。

これらは、まとまった資産をなるべく安全に形成したいのであれば、まず最初に検討されるべき制度です。節税にもなりますしね。

また、リスク許容度に見合った額の投資にしてください。

少なくとも、資産が減って会社が嫌いになるのは本末転倒です。

増えたら一緒に喜ぶ、減ったらしょうがないくらいの気持ちがちょうどいいかと思います。

資産形成について学びたい方は YouTube でしたら、両学長がお勧めです。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。ではまた!