鬼滅の刃の主人公、竈門炭治郎 (かまどたんじろう)が良い子すぎる

炭次郎 感動エピソード エンターテイメント

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こんにちは! ねこです。

鬼滅の刃(きめつのやいば)、結構話題になっていたので、私も読んでみました。

漫画喫茶で読み始めたんですが、あまりに面白く、1 日ぶっ通しで今出てる全巻を読んでしまうほど。

昼 12 時ごろから読み始めて、気付いたら 夜 8 時回ってましたよ。

もう、涙腺もゆるむゆるむ 笑。トシかもしれん。

鬼滅の刃(きめつのやいば)とは

この記事はファン向けに書いてますので、簡単に。

鬼滅の刃は、少年ジャンプで連載中の漫画です。

大正時代を舞台に、主人公が家族を殺した「鬼」と呼ばれる敵や鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚になります。

『2019年集英社本ランキング』では、あの ONE PIECE に継ぐ 第 2 位の売り上げ(1080 万部)を記録するなど、現在大ヒット中と、世間の注目度も高い漫画です。

魅力的なキャラクターたち

鬼滅の刃といえば、やはり魅力的すぎるキャラクターたち。

儚さと憂いを含んだタッチで描かれたキャラクターは、どれも魅力的すぎます。

鬼になり迫害を受けながらも、人間のために戦う妹の禰豆子(ねずこ)。

時にぶつかりながら、悩みながらも、成長していく善逸(ぜんいつ)と伊之助(いのすけ)。

それぞれの想いを秘めながら、後進のため、未来のために役割をまっとうしようとする柱たち。

鬼になり、人々を虐殺しながら、善悪を超越した想いをもち、それぞれの信念に殉じていく鬼舞辻 無惨(きぶつじ むざん)と、十二鬼月。

その想いの籠もったエピソード一つひとつが、刹那と永遠を含むような美しさを与えてくれます。

良い漫画って、魂を削っているような想いを感じますが、鬼滅の刃はまさにそれ。

読んでない人には、是非すぐ読んでほしい漫画です。

その中でも、今回は、主人公である竈門炭治郎 (かまどたんじろう)にフィーチャーしてみます。

つーか、良い子すぎるよ。炭治郎。

主人公 竈門炭治郎 (かまどたんじろう)とは

開始 1 話で、親兄弟を全て殺され、残った家族である妹は、鬼になって主人公に襲ってくるという超展開。

昨今のデスゲームですら起こらない超展開に翻弄される主人公 炭治郎。

そんな境遇にもかかわらず、周りへの優しさを忘れず、敵対する鬼にさえ、一抹の優しさを見せる、懐の深い愛を持つ少年として描かれています。

実は、父親は、身長倍くらいある熊を、手斧で倒し、その一部始終を年端のいかない子供(主人公)に見せ、無言の教育を施すという、中々のストロングスタイルの持ち主。

しかも戦いが本業ではない上に、病気で衰弱している状態でのため、実は、この人が鬼殺隊に入隊してれば、早期に解決していた可能性も 笑。

炭治郎の物語を通しての目的は、妹である禰豆子を人間にすることです。

しかし、鬼殺隊の隊士の想いや覚悟に触れることによって、炭治郎とその隊士の物語も大きく動いていきます。

また、その気持ちの強さが、周りの心の柔らかいところをつついていくんですよね。

その、炭治郎の好きすぎるエピソードを 5 選、紹介します。

もちろん未読の方にはネタバレになりますので、以降は、それを理解したうえでご覧ください。

全編、こんな泣きながら文章かくことある? という状態でかいてます 笑。よければご覧ください。

炭治郎 ベストシーンランキング

「よく生きて戻った!」

柱の富岡義勇によって、可能性を見出され、生かされた炭治郎と鬼の禰豆子。

禰豆子を人に襲わせないためには、自身が強くなるしかない。

その義勇から紹介された、元柱の鱗滝から、修行を受けることになる。

修行が始まってからは、禰豆子は寝たきりになってしまっていた。

普通ではないが、目覚めることを信じつつ、修行にはげむ炭治郎。

様々な辛い修行を乗り越えた一年後、鱗滝から、もう教えることは何もないといわれる。

そして、最後の課題。「最終選別」の許可を得るための修行として、大きい岩を切れ、という鱗滝。

岩はあまりに大きく、切れるイメージもまったくわかない。

自分で考えろということなのだろうか、その日以降、鱗滝からは一切連絡がない。

半年たっても何もできない中、 2 人の少年少女と出会う。

彼らの名前は錆兎と真菰という。

どうやら彼ら自身も、鱗滝から修行を受けたといい、どうやら、炭治郎との稽古をつけてくれるようだ。

そこから兄弟子たちによる、厳しくも優しい修行の日々が開始する。

その修行が半年たった。

主人公もいつの間にか、戦う男の顔に成長していた。

錆兎との真剣勝負ののち、炭次郎の剣が錆兎のお面を切り裂く。

そのお面から現れた素顔は、なにか泣いてるような笑っているような表情だった。

気がつくと、錆兎と真菰は消えていて、その先には、1年たってもピクリともしなかった岩が切れていた。

あとで、炭次郎は、鱗滝から「最終選別」への激励をもらうそのとき。

炭次郎は修行でお世話になった錆兎と真菰によろしくと伝える。

しかし、鱗滝は、それに返事をすることができなかった。

なぜなら、その2人は、もう死んでいたからだ。

その後、「最終選別」での鬼たちとの戦いの中。

あの少年少女はすでに鬼によって殺されてたことを知る。

激昂する炭次郎、しかし、最後は冷静だった。

その後、その2人を殺した鬼と戦い、倒す。

「最終選別」クリア後、に鱗滝の元へ。

なんと、禰豆子は起きれるようになっていた。

駆け寄り、お互いに無事を確かめるように抱きしめあう、2人。

その上から覆いかぶさるように抱きしめる人が。

それは、鱗滝だった。

「よく生きて戻った!」

一番心配していたのは、鱗滝だった。

その姿に錆兎と真菰の面影をみたのかもしれない。

「足をどけてください」

任務で那田蜘蛛山に向かった炭治郎、善逸、伊之助の3人。

しかし、3人が到着した時には既に、先遣隊はほとんど壊滅寸前の状態。

そこでは蜘蛛の鬼一家による糸によって操られた、鬼殺隊の隊士が、味方同士で切り合いをさせられ、柱クラスの人間でないと手に負えないほどの大惨事となっていた。

その中で、なんと十二鬼月の下の伍蜘蛛の子・累と戦うことになってしまった炭次郎。

蜘蛛の親が十二鬼月と思っていた炭次郎、しかし、累が家族を操っていたのだ。

炭次郎兄妹の絆の深さに、激しく嫉妬する累。

その攻撃はあまりに強大な力で、禰豆子も捕らえられ、また、剣も折られてしまい絶体絶命。

死を意識した瞬間、亡き父のことを走馬灯のように思い出す炭次郎。

しかし、そのタイミングで、父の演舞にヒントをえた炭次郎が、新技「ヒノカミ神楽」で累の首を切る。

その場で倒れる炭治郎。しかし累は生きていた。

累は立ち上がり、炭治郎を殺そうとする。

その時、義勇が助太刀に現れた。

柱が間に合ったのだ。

累も最後の力を振り絞り、義勇に攻撃をしかける、しかし、義勇は強かった。

間合いに入った瞬間、累は倒れていた。

偽りの家族ごっこをしていた累と蜘蛛一家。

累はただ、暖かい家族がほしかっただけだった。

最後は、炭次郎兄妹の近くにより、その暖かさに触れることにより本当に大切なことを思い出す累。

崩れ去った後も、累の服を抱きかかえながら倒れこむ炭次郎。

義勇は、しかし死しても鬼をゆるさなかった。

累の衣服を踏みつけ、情けをかけるなと放つ義勇。

しかし、鬼の苦しみというものを知ってしまったため、それを踏むことを許さない主人公。

「足をどけてください。醜い化け物なんかじゃない。鬼は虚しい生き物だ、悲しい生き物だ」

その目をみて、思い出す義勇。

かつて自身が助けた鬼の少女と、その少女を妹にもつ少年だということに。

「胸を張って生きろ」

新たな任務のため、炭治郎、善逸、伊之助は汽車に乗り込む。

炎柱の煉獄とも合流して、道中は楽しく過ごせる、、はずだった。

なんと、新しく成った十二鬼月の下弦の壱 魘夢に、乗客全員眠らされてしまったのだ。

魘夢に弱みを握られ、操られている人間たちに廃人にされかけそうになる一同。

しかし、炭治郎を皮切りに、次々とトラップから脱出。

汽車と一体となり襲い掛かる魘夢、しかし、炎柱の煉獄の強力な加勢もあり、撃破。

なんとか鬼の乗客への捕食は食い止められた。

戦いが終わり、倒れこむ炭治郎に、煉獄はやさしく呼吸のレクチャーをする。

しかし、ここで戦いは終わらなかった。

なんと、十二鬼月の上弦の参 猗窩座が突如現れる。

奇しくも「柱」対「上弦」の作中では初の決戦となる。

武器を使わず、己の対術のみで戦う猗窩座の強烈な攻撃。

それに対する煉獄も勝るとも劣らない技と力で攻撃をしかける。

しかし、受けたダメージをすぐ回復してしまう鬼と、すでにアバラが砕け、左目もつぶれた煉獄との差は歴然だった。

心臓をこぶしで打ちぬかれる煉獄、しかし、煉獄も負けてはいなかった。

最後の力を振り絞り、逃げなくさせ、夜明けを待って太陽の光で倒す作戦。

しかし、猗窩座にすんでのところで逃げられる。

追う炭治郎、このままでは煉獄を無駄死にさせてしまう。

「逃げるな、卑怯者!」

叫ぶ炭治郎。

「いつだって鬼殺隊はお前らの有利な夜の闇の中で戦ってるんだ!

生身の人間画がだ!

傷だって簡単には塞がらない!
失った手足が戻ることもない!

逃げるな、馬鹿野郎!馬鹿野郎!卑怯者!

お前なんかより
煉獄さんのほうがずっと凄いんだ!強いんだ!

煉獄さんは負けていない!

誰も死なせなかった!
戦い抜いた!守り抜いた!

お前の負けだ!

煉獄さんの

勝ちだ!」

その後、泣きながら叫ぶ炭治郎。

その場にいた全員、同じ気持ちだった。

それを聞き終えた煉獄、やさしく諭し、最後の話をするために炭治郎を近くに寄せる。

今後の道しるべと、家族への遺言。

そして最後に、妹を鬼殺隊の一員と認め、何があっても胸を張って生きろ、と伝えた。

煉獄は見ていたのだ。

汽車の中で、鬼となった少女が血を流しながら人間を守っていたところを。

「ほら、全部うまくいった」

鬼殺隊の霞柱、時透無一郎は感情を表に出さず、常に非情であった。

しかし、記憶の一部が欠けており、また、心の中は常にもやがかかっているようであり、ぼーっとすることも多かった。

壊れた剣を直してもらうために刀鍛冶の里向かった炭治郎。

その道中時透を見かける。

その時、時透は刀鍛冶の子供と問題を起こしていた。

弱い人間を無価値だと考える時透。刀鍛冶の子供の想いにも目にくれず、価値ある柱の時間を奪う子供に対し平手を打っていた。

しかし、鬼殺隊は刀鍛冶が打ってくれた刀を持たないと鬼とは戦えない。

一方的な時透の言動に対して、怒る炭治郎。

しかし時透は、無感情に炭治郎を殴り、気絶させてしまうのだ。

その後、それぞれの目的のため、刀鍛冶の里で過ごす2人。

ある日のこと、新しい刀鍛冶の居場所を探してた時透、炭治郎に向かって知っているかをたずねた。

それに対し、炭治郎は一緒に探そうと提案する。

面食らう時透。

今まで非情な立ち振る舞いをしていたため、人に対しておせっかいを焼きすぎているように見える炭治郎が理解できなかったからだ。

なぜ、そんなに人にかまうのかと尋ねる時透。

それに対し、炭治郎は、人のためにすることは結局、めぐりめぐって自分のためになっていると説明。

その言葉にはっとする時透。しかし、頭のもやは消えなかった。

その刹那、上弦の肆 半天狗が、気配無く里を襲撃。

半天狗は切れば切るほど分裂し、その数を増やしていく強敵。

半天狗の風によって、時透は遠いところに吹っ飛ばされてしまう。

戻り道、刀鍛冶の子供が、鬼の術によって生み出された鯉の化け物に襲われているのを見る。

時透は、優先順位により、ここで足を止めるより、先に上弦を鬼を倒すべきと判断した。

と、本当であれば、時透はそのように行動したはずだった。

しかし、その時は違った。なんと、刀鍛冶の子供を助けたのだ。

「人のためにすることは結局、めぐりめぐって自分のためになっている」

この言葉が、耳を離れない。

少しずつ、運命の歯車が変わりだす時透。

今度は、子供の刀鍛冶の言葉によって、自身の優先順位を無視して、刀鍛冶を助けに。

なぜかわからないが、断片的な記憶を思い出し始める。

もしかしたら。

あばら家に到着、合流する一行。

しかし、そこには上弦の伍玉壺が現れる。

自身の殺した刀鍛冶を「作品」とし、挑発する玉壺。

その玉壺の攻撃が、無力な刀鍛冶に向かって発せられた。

しかし、それを体を挺して守る時透。

今までであれば考えられなかった行動。

そのことで絶体絶命のピンチに陥る。

それをみて、勝てるわけないとわかっているのにもかかわらず、時透を懸命に助けようとする刀鍛冶。

なぜ、何している、早く逃げろ。

その時、時透は思い出した。

炭治郎と同じ目をしていた、時透の父親の姿を。

そして、同時に双子で生まれた兄を。

兄の最期の言葉を思い出した時透。

人のために使う力は無限にもなることを思い出す。

復活した時透は、それまでの窮地を脱する。

そして、新しい刀を刀鍛冶から得た時透は、作ってくれた刀鍛冶に感謝を伝え、戦いへ。

最期、なんと上弦の伍を上回るスピードで玉壺をしとめるという大立ち回り。

玉壺を倒した時透。

しかし、やはりダメージは大きく、その場で倒れてしまう。

体は動かないが、意識はいつになくクリアだった。

そこには、先の戦いで散っていった煉獄、そして、家族の姿があった。

「ほら、全部うまくいった」

やさしく語りかける父、そしてそれを見守る家族。

がんばったなぁ。

すべてを思い出した時透は、意識を失いながら、涙を流していた。

「お・・お・・・おはよう」

時透と玉壺の戦いは終わった。

しかし、炭治郎たちと上弦の肆半天狗との戦いはまだ続いていた。

再度合体し、若い雷神のような姿になった半天狗の前に、炭治郎たち鬼殺隊の面々は苦戦を強いられていた。

そこへ、恋柱である甘露寺が遅れて参戦。体制を立て直す。

実は、今戦っている半天狗は本体ではない。

なので、この若い雷神の首を切っても倒すことができない。

そのため、本体を倒すために、甘露寺が雷神姿の半天狗と対峙。

そのほかのメンバーは本体を撃破しにいくことに。

こまで、色々な人のリレーで、相手を追い詰めるところまできている。

なんとか、雷神姿が対峙できてる間に倒さなければならない。

最期の力を振りしぼる炭治郎の攻撃、しかし反撃を受けてしまう。

絶体絶命かと思った刹那、禰豆子、そして、同期の不死川の攻撃で、どちらが優位かわからないまま崖下へ。

崖の下にもつれながら、戦いは続く。

夜明け前、半天狗は逃げていた。

あと少しで上弦の肆を倒すことができる。

しかし、太陽が出てしまったら、死んでしまうのは、炭治郎の妹、禰豆子も一緒だった。

開けた場所はまずい、このままでは禰豆子が死んでしまう。

炭治郎が取った行動は、妹を守ることだった。

妹を人間に戻したくて、ここまでがんばってきた。

ここで妹を死なせるわけにはいかない。

しかし、ここで妹を助けてしまうと、ここまでの犠牲を払ってまで追い詰めた半天狗をみすみす逃してしまう。

どうすれば、どうすれば。

その時、炭治郎の体が宙を舞った。

なんと、禰豆子が半天狗に向かって炭治郎を蹴り上げたのだ。

なぜ? と想い禰豆子を見る。

禰豆子は、日で焼け爛れながら、それでも笑顔だった。

ここで炭治郎は、禰豆子の気持ちを悟る。

最期は冷静に、半天狗の本体を打ち抜き、見事倒しきった。

しかし、炭治郎には失うものが大きすぎた。

最愛の妹をなくし、その場に崩れこむ。

最初に異変に気づいたのは、刀鍛冶だった。

泣き崩れている炭治郎に繰り返し呼びかける。

気づいた炭治郎が、刀鍛冶が指を刺す方向に目をみやると。

「お・・お・・・おはよう」

そこには、日の光の下、元気に立っている禰豆子の姿があった。

炭治郎は声が出ず、涙だけが、とめどなくあふれていた。

鬼滅の刃 完結!

炭治郎の感動エピソード、ここで書かなかったものでも、すごく良いものありますよね、コインを投げるとことか。

炭治郎の物語は完結しました。

しかし、なんども思い出したくなり、話たくなる物語です。

これからも、数多くある中の 1 ファンとして、鬼滅の刃を楽しんでいきたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました!

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