[レビュー] 液晶タブレットをサブモニター&お絵描き用途で使う

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こんにちは! ねこです。エンジニアです。

いやぁ、買ってみました! 液タブ。

なぜ買ったかと言うと、まぁ、なんというか絵を描くためではあるんですが。

実のところ、私にはもうひとつの目的がありました。

それは、メイン PC のサブモニター用途として使うことです。

当たり前なんですが、液タブって、PC の画面を映すモニターに、筆圧を検知する入力デバイスを加えた物ですからね。

ただ、僕みたいに液タブを、メインにサブモニター用途で使用することを考える人は少ないと思います(ややこしいね)。

そこで実際使ってみてどうなのか? というのをレビューしていきます!

Huion Kamvas 13

私が買ったのは Huion の Kamvas 13 という商品になります。

では、なぜこの商品にしたんでしょうか? 以下に記載します。

選んだ理由

液タブとしての基本性能は高い

安価なエントリーモデルとはいえ、スペックは他のハイエンドモデルにひけをとりません。

  • 1920 x 1080 FHD
  • 8192レベル筆圧検知
  • 120% sRGB色域
  • 充電不要ペン

スペックだけでいったら、プロでも全然使えるものになっています。

USB から電源供給可能

私は購入前から、液タブは USB 給電のタイプ一択で考えていました。

理由こちら

  • 配線周りをシンプルに抑えたい。
  • 持ち運び可能なもので、取り回しが簡単なものにしたい。
  • なるべく省電力の製品にしたい。

大きさがある程度あって、USB 給電可能となると結構選択肢が狭まります。

その点、Kamvas 13 は、13インチあって、USB給電。

ギリ持ち運び可能なサイズなので、ノート PC が入るカバンなら一緒に入れられるのもグッド。

安い!

そして、最大の特徴、安い!

こちらの本体価格、27,999 円(公式サイト)。amazon だと、27,000 前後で販売されているようです。

同クラスの製品と比較しても、最安クラスです。

実際の使い心地はどうか?

液タブとして

これは PC に接続する液タブあるある(?)なのかとも思いますが、いざ描こうとすると、最初にもろもろ設定が必要です。

  • 画面をミラーリングにする
  • Kamvas アプリでキャリブレーションをする

もちろん、本来は、接続したらミラーリングになるようにしておけば問題ないのでしょう。

しかし、私の場合は、サブモニターとしても利用してるので、どうしても設定を同じにしておけません。

この一連の儀式的作業が、ちょっと軽く絵を描きたいというハードルをあげてきます 笑。

肝心の液タブの性能はどうか?

では実際に色々描いてみてどうだったかというと。

それについては、素人目線になってしまいますが、かなり使い勝手がいいです!

こちらのイラストは Kamvas 13 で描きました。

あえて問題点を挙げるとするなら、直線を描こうとすると線が震える(液タブあるある?)のと、欲を言えばもっと画面サイズが欲しくなるくらい。

ソフトは Photoshop を利用しました。

もちろん、仕事でデザインツールを使ってるというアドバンテージもあるんですが、紙に描くより上手くかけます 笑。

また、最初は最大角度で置いてある液タブは描きづらいのでは? と、思ったんですが、逆に描きやすい!

むしろ、これに慣れると、普通のノートのように平なところで描く方がしんどくなりそうです。

サブモニターとしてはどうか?

結論からいいますと、実は、サブモニターとして作業にがっつり使うには不向きかと思います。

というのは、解像度・モニターの傾き・液タブとの共用であることを考えると、最適な位置に置けないんですよね。

当たり前ですが、画面に近づいた状態が一番使いやすいように作られてますしね。

また、ノートPCでも試したんですが、使いやすい位置まで近づけると、かなり首を動かす必要があります。

やはり、サブモニター用途で考えるなら、それ用に購入したほうが正解です 笑。

ちなみに、下のように配置するなら、私の意図した作業構成になります。

・・・が、机の上で何も出来なくなるので断念しました 笑。

外出時に持ち運ぶ 笑!

最後におまけですが、サイズが13インチ・薄型のため、台座込みで簡単に持ち運ぶことができます。

しかもUSBから電源供給可能。

となると、例えばカフェなどで、こんな構成でドヤることが可能です 笑。

正直手間とかを考えると、ここまでするメリットは全くないんですが。

総合: 買って満足!

ここまで色々書きましたが、買って、ものすごく満足しています!

やはり、作業スペースが広がることに関するメリットは十分あるんですよね。

むしろ、僕の家の机だとしっかりしたサブモニターは置くスペースないですから。

普段はサブモニター、たまに液タブの、このスタイルは私にとっての一番の最適解だったと思います。

そういう意味では、両方をカジュアルに利用できる Kamvas 13 は、大変良い買い物でした!