[詐欺?] 革新的な耳かき Q-Twists の広告の謎・評判

Q-Twists 耳かき エンターテイメント

※ 本記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは! ねこです。

実は、この記事が通算で 100 記事目になります。やったね。

それはさておき、どこへ行ってもソーシャルディスタンスが気になるご時世。

やはり、気分転換といえば、YouTube ですよね。

私が、いつものように東海オンエアをニヤニヤしながら見ていたときでした。

すると、突然、荘厳な音楽とともに、ある広告が目に飛び込んできたのです。

綿棒を使うのをやめてください

綿棒を使うのをやめてください!三十秒で耳を掃除する方法をご覧ください!

画面に映されたのは、耳の模型。

そして、先進的な形の耳かきです。

日本の外科医によって開発された耳かき

どうやら、これは、ある日本の外科医によって開発されたようです。

この広告は、その開発者である外科医の数々の開発エピソード。

それらを、外科医本人が独白する、という形で進んでいきます。

普通であれば、よくある広告です。

しかし。

私は、この広告を見た瞬間に、胸と頭が打ち震えていました。

ふいに起こる、デジャブ

それは、フラッシュバックとともに起こりました。

なにか、昔懐かしい記憶の断片。そのときの喜びに似た感情。

もう、よだれが止まりません。

そして、私はすべてを思い出したのです。

それは、何か?

私が、このような広告と、何度も見ているという事実。でした。

XDrone UltraBrush360

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これは・・・アルティメットだ

そこの記憶を思い出した瞬間。

今まで、断片的であった、事象のピースが突如組み合わさり始めました。

そして、それらの事象を検証していくうち・・・。

いわば、究極・・・アルティメットな状況を呈してきたのです。

ただ、何がアルティメットなのかを話す前に、まず、外科医 宮川猛の物語を見ていきましょう。

外科医 宮川猛の物語

冒頭、このような言葉から物語が始まります。

宮川猛はうんざりしていた

宮川猛医師は、綿棒が怪我や感染症、難聴を引き起こすのを見るのにうんざりしていました。

宮川猛医師は、綿棒が怪我や感染症、
聴を引き起こすのを見るのにうんざりし
ていました。

いきなり気になるのが、改行の位置です。

また、強調箇所が変です。

これでは、ただ、うんざりしている宮川猛が強調されてしまいます。

しかし、きっと、先進的なプロダクトを、早く皆さまの手に届けたくて焦っていたのでしょう。

これくらいのことは、しょうがないのかもしれません。

さらに、宮川猛は続けます。

宮川医師と「私が診る患者の90% 以上が重度の聴覚異常を患っている」

私が診る患者の
90% 以上が
重度の聴覚異常を患っており

皆同じ問題に
苦しんでいます。

おそらく、宮川猛は、よほどのスゴ腕の医師なのでしょう。

普通の耳鼻科で、重度の聴覚異常を患ってる人が 9 割もいることはないからです。

この問題を解決するため、宮川猛は原因を調べました。

すると、患者に、ある 1 つの共通点が浮上してきたのです。

では、ある 1 つの共通点とは何なのでしょうか?

患者はみんな、普通の綿棒を耳かきに利用している

宮川猛は、こう語ります。

宮川医師と「綿棒がそれほどまでに危険だとは思いもしませんでした!」

患者は皆
いまだに一般的な綿棒を
耳かきに使っていたのです。

綿棒が
それほどまでに危険だとは
思いもしませんでした!

これは、犯罪者の 9 割以上がパンを食べたことがある。

パンは危険な食べ物だ。

だから、パンを禁止にするべきだ。という論法に似ています。

ある種の違和感を感じますが、宮川猛はスゴ腕の医師です。

何かの直観にひらめいたのでしょう。

100 年進歩していない耳かき業界

さらに、宮川猛は続けます。

宮川医師と「耳かき関連の市場は過去 100 年間進歩していません。」

耳かき関連の市場は
過去 100 年間
進歩していません。

私たちは過去 1 世紀にわたり
この同じ危険なやり方で
耳を掃除してきたのです。

そしてそれが
理想的な方法なのかどうか
誰も調べようとしませんでした。

ついに宮川猛は、耳かき業界全体の問題にメスを入れました。

なんと、耳かき業界は、過去 100 年もの間、まったく進歩していなかったのです。

そして、その危険な綿棒を耳かきに利用することを放置した結果。

重度の聴覚障害を抱えるようになったということです。

耳アカと、認知症の原因の関連性

また、宮川猛は耳アカと、認知症の原因に関連があることを指摘します。

宮川医師と「また、鼓膜への衝撃を相殺しようとする時脳を酷使してしまいます。」

さらに最近の研究は
認知症の原因と耳垢を
関連付けています。

私たちの内耳は
平衡感覚や聴覚において
重要な役割を果たしており

また、鼓膜への衝撃を
相殺しようとする時
脳を酷使してしまいます。

・・・すごい、論法です。

凡夫の私からすると、これでなぜ、認知症の原因と耳アカに関連があるか、分かりません。

しかし、きっと耳アカをとることで、平衡感覚を保ち、脳を酷使せずにすむのでしょう。

そして、ついに製品の完成

そして、ついに製品づくりに着手します。

宮川医師と斎藤さんは自分たちの会社を設立しました。

宮川医師と斎藤さんは
自分たちの会社を設立しました。

突如登場した、謎の斎藤さんの所在が気になりますが、気にしません。

宮川医師と、斎藤さんは、自分たちの会社を設立したのです。

もちろん、21 世紀、最高の耳かきを作るために。

Q-Twists の誕生

宮川医師と「これは21世紀にふさわしい耳かきといえるでしょう。」

ついに、完成させた耳かき。宮川猛は、これを Q-Twists と名付けました。

製品の使い方は、簡単!

耳にQ-Twists の先端を入れて、くるくる回すだけ。

なんと、わずか 60 秒で完ぺきな耳そうじができるのです。

と … て何?

ところで、賢明な読者諸兄は、もうお気づきだと思いますが。

宮川猛の名前。

宮川医師と「耳かき関連の市場は過去 100 年間進歩していません。」
宮川猛医師と!!!!

実は、宮川猛医師ではなく、宮川猛医師と なのです。

これは、一体何を意味するのでしょうか?

医師と という名前説

さすがに、開発者代表の名前を、ずっと文字の入力ミスするなんてありえません。

となると、やはり、この「と」には意味があると考えられます。

やはり考えられるのが、名前の一部です。

私たちは、「医師」を敬称だと勘違いしていました。

つまり、

宮川 猛 医師

Dr. Miyagawa Takeru

ではなく、

宮川猛 医師と

Miyagawamou Ishito

という名前だったのです。

野球の名選手の中で、藤川球児という名前の方もいらっしゃいます。

親が医師好きであれば、つけない名前ではないはずです。

YHVH の依り代説

YHVH の依り代説

しかし、医師と を、名前とするのは、ちょっと無理がありますよね。

やはり、日本語の文法上、この「と」は、接続詞であると考えられます。

つまり、宮川猛医師と「….」のように、何かと何かをつなげて並べる必要があり、記述されているのです。

しかし、今回のこれには、続きがありません。

それはなぜか?

1 番考えられるのが、言葉にできない言葉が入っている。ということです。

言葉にできない人格をもつ固有名詞といえば、やはり、神しかいません。

そして、神の中でも YHVH は、発音することができない(タブー)とされている創造神です。

とすると、宮川猛医師と「」 の隣には、必然的に YHVH が入るのが適切と考えます。

宮川猛医師 と YHVH

では、なぜ宮川猛と YHVH を並べたかったのでしょうか?

それは、このように考えると、すべての辻褄が合います。

YHVH が、宮川猛医師を依り代として利用していたのです。

理由は、この革新的な耳かきを発明させて、世界に普及させるため。

宮川猛医師は、つまり、従順なる神のしもべであり、神の理想の実現者だったのです。

しかし、これですら些細な問題だった

宮川猛医師は神である YHVH のしもべだった。

謎を解決した私は、安らかに眠りにつこうと思いました。

しかし、これらの謎が解けたとしても、私の心は晴れることはありません。

何か大きな見落としがあるのではないか?

私は考えました。

そして、この動画を調べていきました。

その結果、とんでもない事実が判明してしまったのです。

重複する符号

私は、参考文献として、同じような革新的な製品の広告を、洗いざらい調べました。

そうすると、偶然とは思えない、謎の重複が多数発見されたのです。

例えば、冒頭のこのシーン。

似ているシーン1

こちらに、とても酷似していませんか?

似ているシーン1

上記のものは、革新的な歯ブラシ、CleanT の広告です。

もちろん、この歯ブラシと、今回紹介する革新的な耳かきとは、まったく関係はありません。

しかし、どちらも、普通の日用品にうんざりする医師。という、同じファクターが描かれています。

そして、こちら。

似ているシーン2

100 年進歩がない、耳かき業界。

実は、歯ブラシ業界(CleanT, UltraBrush360)エアコン業界(Polaire)もそうなのです。

似ているシーン2
似ているシーン2

さらに、こちらの画像。

似ているシーン3

宮川猛と斎藤さんの会社設立のシーンです。

こちらも、様々な革新的な製品開発者のシチュエーションと、非常に似ています。

似ているシーン3
似ているシーン3

専門家が、100 年進歩してない業界の闇をあばき、謎のパートナーと革新的な製品を作る。

ここまで似ているのは、偶然では絶対にありえません。

以下、革新的な製品に共通する符号のリストを作りました。

  • 100 年進歩していない業界
  • うんざりする専門家
  • 謎のパートナーの存在
  • 安さの秘訣は、広告費をかけないこと
  • 必ず、50% オフ

主要な部分だけ挙げましたが、細かい類似点を挙げるときりがありません。

これらの共通する符号の意味とは?

なぜ、同様のことが同時多発的に起こるのか?

なぜ、進歩していない業界が、100 年たった現代、再び動き始めたのか?

なぜ、革新的な製品のマーケティング戦略は、何かに指示されたかのように一致しているのか?

深まる謎。

今の私の力では、これらの符号に対して、意味を見出すことはできないかに見えました。

しかし、今回新たに浮上した、神の使徒である、宮川猛の存在。

その彼の存在こそが、今回の失われた関連性、ミッシング・リンクを紐づけてくれたのです。

これらの出来事は、神によって計画されていた?

こうは考えられないでしょうか?

この一連の革新的な製品にまつわる出来事たち。

それらは、全て、神の計画によって進行されていた。と。

そうなると、深まる、謎

しかし、そう考えた場合。

解決したかに見えた、ある問題について、再び疑問が沸き起こります。

それは、革新的なクーラー Polaireの広告の主人公のサポート役であった「田中実は」さん。

田中実は Polaire(ポレール)は、ユニークでパワフル、とても静かな冷房機です
田中実は!!!!!!

その時、彼は「田中実 は(Tanakazitsu Ha)」という名前の駆け出しの政治家である。という結論に達しました。

しかし、神のしもべ 宮川猛の存在が、この説を大きく覆すことになりそうです。

田中実は …

この「は」を、宮川医師と、の「と」と同様、接続詞だと考えた場合を見ていきましょう。

田中実は「….」。

やはり、何か言葉に出せない名詞が入りそうです。

では、何が入るのか?

それについて考えるのに参考になるのが、宮川猛のケースです。

この場合、彼と神の名前を並列に記載しています。

今回のケースも、それと同等、あるいはさらに上位の言葉が入ると予想されます。

謎は、ついに禁断の領域へ

田中実は、果たして、「何」なのか?

100 年前の約束の出来事と、田中実は関係しているのか?

どれだけのことを、田中実は知っているのか?

まさに、禁断の領域に踏み込んでしまうことになってしまったのです。

最後に

そして、最後に・・・最後にひとつだけ言わせてください。

この物語はフィクションです 笑

Q-Twists の評判は?

ここまで読んでいただいてわかると思いますが、Q-Twists を含むこれらの広告。あまりいい印象はありません。

ちゃんと比較検討して買うことをお勧めします。

この Q-Twists 1 こ 3,550 円ですが、調べると、同じような製品がたくさん出てきます。

ちなみに amazon で調べる と、250 円のものまで確認できました 笑。

気を付けましょうね。

それでは、良い面白広告ライフを!

コメント

  1. チョコ太郎 より:

    記事めちゃくちゃ面白かったです!このCM見たときに何か違和感を感じて、こちらに辿り着きました。おかげさまですべての違和感が解消され、詐欺広告のイメージから愛しい面白広告に転換しました笑
    楽しませていただきありがとうございました!

    • ねこ より:

      笑っていただけて、ありがとうございます!
      今後の展開、目が離せません 笑。

      • 山本康則 より:

        VisionProあれは詐欺です。試しにハズキルーペを買う感覚で購入してみました。
        送られてきた時すでに箱は潰れていました。中身はというと、フレームにバリがあり仕上がり不十分、レンズは小傷が多くレンズとしての機能も全くダメです。裸眼の方がよく見えます。笑レンズを調節するつまみはバリがありすぐにレンズとともに外れます。笑 YouTube内の買った人のコメントですがインチキです。投稿もしていないのに勝手にコメントされてます。Y.Yasunoriです。

        • ねこ より:

          レビューありがとうございます! 粗悪品、コメントの捏造は、完全にダメですね。。

  2. ふくふく より:

    お邪魔します。少し長くなりますがお暇なら目を通していただけると幸いです。

    似たような広告でパーソナルクーラーのCoolZというものを見かけました。
    Polaireとそっくりですが、こちらは日本人のAtsunori Hayasakaさんによって開発されたそうです。

    100年変わらない業界に、似たような製品がほぼ同時に登場したという事実に
    興味をひかれた私は、早速CoolZのページ(CoolZ Atsunori Hayasakaとかでググると行けます)を開きました。
    そのとき、ちょっとした事故で手が滑り、アドレスのJPをENに書き換えてしまいました。
    すると、英語版と思しきページに飛んでしまいました。

    せっかくなのでそのまま閲覧していたのですが、そこで不可解なことがありました。
    開発者がTom Maxwellという人物になっているのです。
    またレビューについても同様です。日本でYosukeが投稿したものと全く同じ写真を、米国ではNickが投稿しているのです。
    私は何か恐ろしい、平行世界のようなところに紛れ込んでしまったのでしょうか!?

    (お付き合いいただきありがとうございました。
     この手の広告に素敵なツッコミいれている方がいて嬉しく、思わず書き込んでしまいましたw)

    • ねこ より:

      なるほど・・・。手が滑った時の、角度と速度、印の形から異界に迷い込んでしまったのですね。
      かのヴォイニッチ手稿を執筆したヴォイニッチも、インスピレーションのもとは異界であったという説もあります。

      この一連の出来事の手記は、デジタル時代の神話として、人々の記憶に残るかもしれませんね。

  3. zume より:

    爆笑!
    CleanT買わないで良かったです