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こんにちは、ねこです!
最近、渋谷から埼玉の富士見市に引越しました。
理由は、仕事がフルリモートワークで完結可能になったので、元々渋谷にいた理由である、仕事場まで歩いて行けることのメリットが薄くなったからです。
それを機に、家賃を元の半分以下の場所に引っ越しました。
それによって、年間約78万円。ジムの解約分を含めると年間約100万円(!)の生活費のコストカットに成功しているんですが、これは結局キャンピングカーを買う予定なので、色々あってトントンに落ち着くと思われます。
でも、キャンピングカーは購入して手元に届くまでに半年〜1年くらいかかるわけです。
それまでは不便さを享受しつつ色々我慢する生活になるだろうと考えていました。
実際に生活するまでは・・・。
そこで、現状のランニングコストを公開しつつ、1 ヶ月生活してみて感じた「実際のところどうなの?」を、書いていこうと思います。
引っ越し先の場所選びのポイント
引っ越し先を探す際に、僕が重要視したポイントがこちら。
- 都心にアクセス可能
- 駅近
- 駐車場が近くにある
- 家賃が安い
- 洋間
ざっくりいうと、都心にアクセス可能な郊外で、なるべく安く、なるべく居心地いい場所を探した感じです。
最終的には、埼玉県、富士見市。みずほ台駅から徒歩10分くらいのマンションタイプに落ち着きました。
ちなみに渋谷まで大体1時間ちょいくらいです。
引越し前思っていたこと
ちなみに、なぜ都心に住んでたかというと、通勤の時間を減らしたかったからです。
例えば、2時間通勤に使ってたのを、趣味、勉強、睡眠に使えるのはお金に変え難いですよね。
そんなわけで、私は都心に住むメリットをあますところなく享受していました。
以下挙げてみると・・・。
- 通勤電車に乗らなくていい(会社に近い場合)
- 移動に時間がかからない場合が多い
- どんなものでも徒歩圏内で手に入れることができる
- アクティビティに困らない(飲食、施設)
結論、とにかく何をするにもラクなんですよね。
ですが、都心から郊外に引っ越すとなると、上記のメリットは捨てなければいけません。
1ヶ月生活してみて感じたこと
引越しは、準備含めてかなりしんどかった(もちろんお金もかかった)んですが、実際に生活してみて思ったことを書いていこうと思います。
安くしたのに、満足度は高くなった
結論から言うと、生活の満足度は都心に居た時より高くなったかもしれません。
何故なのか?
満足度の高い理由
部屋を快適にできた
これはエンジニアをやっているという業態のおかげでもありますが、現在ほとんどの業務をリモートワークで行っています。
ですので、部屋を快適にできるかどうかが、一番の至上命題になります。
実は引っ越す前に、およそ段ボール 20 箱分くらいの荷物は処分しました。
前の住居で約 5 年住んでいたので、色々不要なものも溜まってました。
以下、手放した物リストです。
- ゲーム類(プレステ4, 3DS, Oculus など)
- フロア照明
- 不要になったPC類(iMac(2015 Mid), MacBookPro(2012 Late), Surface)
- 音楽キーボード, 音源
- 書籍, CD, DVD, ゲームソフト類
- ソファ(3人がけ)
- チェスト
- その他不要なもの(衣類, 電気機器, 書類など)
で、片付けた後の部屋がこちら。
1部屋しかありませんが、仕事スペースと、居住スペースを明確に区分しています。
仕事スペースもシンプルかつ手の届く範囲に全てある状態にまとめられましたし、生活スペースも快適です(どうせテレビ見ながら寝っ転がるだけなので 笑)。
懸念だった狭いキッチンスペースも、部屋と分担して整理することで、なんとか使い勝手良くまとめることができました。
コンテンツも「モノ」として買わなくなりましたし、むしろ一人暮らしなので、これ以上必要ないんですよね。実際。
物価が安い
リモートワークになる前からも、渋谷にいた時でもかなり生活費は安く抑えていました。
理由は、自炊していたからというのもありますが、それを支える「業務スーパー」という格安スーパーの存在が大きくありました。
例えば、ウインナーが1kg 500円未満で買えたり、鶏もも肉が100g 50円で買えたりするので、食べたいものを食べててもお安くまとめることができます。
引っ越す前は物価感がわからなかったので、場合によっては渋谷に居た時より高くなることを想定していました。
しかし、それらはいい意味で覆されましたね 笑!
チェーン店を含めて、リーズナブルなお店が周りに多くあったのが非常に助かっています。
散歩が気持ちいい
晴れた日は、気分転換に散歩することがあるんですが、それがやたら気持ちいい。
都心でも、緑あるところが多いのでよかったんですが、こちらに来て思ったのは、樹木の匂いです。
5分くらい歩くと、森。
ちょっと下ると河と散歩道。
んで、公園とか。
都心では見ない鳥もいたりして、非常に心地いいです。
必要なものは、ほとんど近くにある(自転車は必須)
引っ越して思ったのは、私にとって必要なものはほとんど揃っていました。
ただ、当たり前ですが、自転車は必要ですね。
あと、そのどれもが非常にリーズナブルです(都心と比べて)。
露天風呂が異常に広いサウナ
私は、サウナーで、週に最低 1 回はサウナに入りたい人間です。
ですので、近場にサウナがあることが必須なんですが、今の家の近くのサウナがある入浴施設は中々いい感じ。
何がいいかって、そう、露天風呂。
都内では中々開けた露天風呂はないので、ただただサウナ上がりに、露天風呂でぼーっと空を眺めるだけでも贅沢に思えてしまいます。
取り急ぎ、行動圏内に PC 作業も可能そうな場所を見つけました^^。
もちろん、露天風呂もいい感じ。気に入ったのは寝転がって外気浴ができるところがあること。
都内にいたときは、わざわざ電車に1時間くらい乗ってお風呂カフェに行っていたので、それを考えるとかなりいいですね。
安いカラオケ屋
気分転換に、ひとカラによく行きます。理由は安く楽しめるため。
カラオケを高いと感じる人は、夜のお酒込みの金額で考えてると思いますが、昼にちょっと歌うくらいならカフェに行く代金くらいですみます。
むしろ、ドリンク飲み放題付きで大声出してストレス発散できるなら、かなりコスパ高いのではないでしょうか?
常連が集まる居酒屋
引っ越した初日に入った中華料理屋風居酒屋が常連御用達のお店でした。
完全に新参者で入ったんですが、非常に話しやすい雰囲気で、かつお安く飲み食いさせていただいてます。
人恋しくなったり、喋りたくなった時には、たまに行くようにしています。
巨大なショッピングモール
自転車で10分くらいのところに巨大なショッピングモールがあります。
こちらも、基本的にリーズナブルなお店が多く、助かります。
何がいいかって、電車に乗らなくてもこういう店に直接行けることですね。
市が運営するジム
上記のショッピングモールの近くに市が運営するジムがあります。
こちら、2時間の利用で 300 円。いいですね^^!
雨降ったら、自転車って大変じゃない?
自転車や原付を乗る上で、困るのが雨ですよね。
しかし、これについては、僕の中で結論がはっきり出ています。
それは、「雨の日は乗らなければいい」です 笑。
理由は、最寄り駅までを含む生活に必要なものが徒歩10分くらいなので、歩いていけばいいからですね。
よほどの悪天候なら、最悪、家から出なければいいだけなので 笑。
・・・こういうことができるのもリモートワークが普及したおかげですね^^。
引っ越しでののデメリット
長時間の電車はしんどい
当たり前ですが、通勤時の電車がしんどいです。
贅沢言うなという声が聞こえてきそうですが、それがイヤで都心に住んでた身からすると。。ね。
キッチンが狭い・火力が弱い
これは完全に選んだ住居の問題ですが、備え付けのキッチンが狭いです。
また、キッチンスペースに冷蔵庫を置くスペースがなく、代わりに小さい冷蔵庫が置かれています。
しかも備え付けの IH、火力が低く、安全装置もなさそうです。
1Rだし、料理しないなら正直これで OK ですが、大量購入・大量調理をする私としては結構致命的です。
で、以下のように色々やってみました。
- 居住スペースに冷蔵庫、鍋、食材を移動させた。
- コンロの上部を食器スペースにした。
- 基本的な加熱調理はポータブルIHで居住場所で行うようにした。
- 三角コーナーをやめて水切り袋に変えた。
これで、白菜まるごと、お肉1kg みたいな食材がふいにやって来ても対応できますね^^。
生活費の推移
最後に、生活費がどれくらい変わったかを比較してみます。
通信費はIT系の職種にいる人間としては大分安いと思います。
これでも、携帯ほぼ通信無制限、固定回線は光回線を利用しているので満足度は高いです。
その内容などは、別の機会に書こうと思います。安くしたい方には参考になると思うので。
光熱費は1人暮らしとしては高めです。理由はリモートワークで自宅作業が増えたことが挙げられます。
同じ理由で贅沢費も低いですね。これは昨今の情勢&一人好きなのも理由がありますが。
ジム代は、ほぼサウナ代みたいな感じでした 笑。
引越し前(東京・渋谷)
- 家賃 … 10.8 万
- 通信費 … 0.6万
- 水道光熱費 … 1.6 万
- 食費・日用品費 … 4.5 万
- ジム代 … 1.6 万
- その他の出費・贅沢費 … 5.5 万
合計 … 24.6 万
引越し後(埼玉・富士見市) ※想定を含む
- 家賃 … 4.3 万
- 通信費 … 0.6万
- 水道光熱費 … 1.6 万
- 食費・日用品費 … 4.5 万
- その他の出費・贅沢費 … 5.5 万
合計 … 16.5 万
結論:ランニングコストを安くしても、快適は維持できた
ご時世がご時世なので、そもそも生きる上でのランニングコストを抑えて生活できるのは、精神衛生上にもいいものです。
しかも、場所によっては私のように生活の質を下げずに切り替えることは可能かもしれません。
例えば、都心近くの不人気路線の駅近。みたいなところは良さそうですね。
もし、今高くついてるなと思っている方にも、意外に良いかもしれませんよ。引っ越し。
もちろん、リモートワークができなくなった場合は、時間を買うために都心に引っ越しし直すかもしれませんが、それを含めてフットワークを軽くしていたいですね。
あと、今回の件で、やはり荷物は増やさないほうがいいなと思いました。
定期的に不要なものを処分していくのは大事ですね。