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こんにちは! ねこです。
AI ・ビッグデータなどで注目を浴びている言語といえば、Python。
日経 xTECH の人気言語ランキング 2020 でも 2 位と非常に高いです。
また、需給も問題もあって、高給を目指せることなどもあり、今から覚えるのにも最適な言語です。
![](https://nekogeek.jp/wp-content/uploads/2020/08/python-logo-master-v3-TM-flattened.png)
とはいえ、私には関係ないのでは …
そんな Python ですが、やったことないのに 1 から学ぶのは、やはり抵抗ありますよね。
とくに、現在業務でプログラミングを扱わない文系職なら、なおさらかと思います。
しかし・・・しかしですよ?
Python って、構文が簡単で、かつ、覚えたらすぐに仕事に活かせる言語だとしたらどうでしょうか。
Python なら、覚えてすぐに業務に活かせる
![](https://nekogeek.jp/wp-content/uploads/2020/08/programmer.jpg)
他のプログラミング言語は、覚えても今の仕事にそのまま生かそうとするのは難しいかもしれません。
しかし、Python なら業種問わず、パソコンで仕事をする人であれば、すぐに業務に使うことが可能です。
私は普段、C# を利用してゲームの開発業務に携わっています。
しかし、業務の合間に、便利ツールを頼まれたときは、Python を使ってツールづくりしてるんですよね。
それも、覚えがてら 笑。
それができるのが、Python の良いところです。
Python で業務を効率化しよう!
さて、ここでクイズです。
下のうち、Python で、できることは何でしょう?
- 大量の Web ページから必要な情報をコピーして、エクセルに貼る
- 大量のデータファイルの記述の一部を書き換える(社名変更など)
- 大量の画像を小さくリサイズして、連番で保存する
- 時間になったら、レポートの内容を集計してメールやチャットツールで知らせる
・・・
・・
では、答え。
実は、すべて可能です!
日々のルーチンワークを一瞬で終わらせる
上記に限らず、パソコンで行っている日々のルーチンワークなど。
例えば、大量に同じことをするなど、機械的な作業であればあるほど、効果が高くなります。
毎日 10 分行うだけのことでも、1 年(240日実働)だと、40 時間(約 8 日分)、その作業をしていることになります。
その時間を使って、Python を覚えて、10 分 → 0 分にするだけでも、かなり楽になると思いませんか?
Python でできること
Python は、色々なライブラリをインストールすることで、機能拡張を行えます。
これは、やりたいことで調べれば、ほとんどの場合あるはずです。
ここでは、ごく一部ですが、Python でできることを紹介します。
ファイル管理
いつも行っている操作(新規作成、ファイル複製、リネーム、移動、削除)はもちろん行えます。
また、あるフォルダ内の全データを参照する、なども可能です。
もちろん、Windows でも Mac でも利用できます。
ただ、ファイルの管理方法がそれぞれ違いますので、それぞれで記述するか、違いを吸収するライブラリを利用する必要はあります。
Web ページからの情報取得
また、ブラウザで行える操作も、想像可能なものはすべて行えます。
例えば、テキストや画像の保存、ページ移動など。
それで取得したデータを、エクセルなどにまとめたりも可能です。
ある一定の規則にのっとっているページなら、例えば、1 万ページ分など、人では到底無理な数の情報も取得できます。
毎日、自動でクロールしたりもできますね。
例えば、ログインの必要なページでも、実際のブラウザを操作するようにログインすることも可能です。
いつも使ってる Chrome ブラウザが勝手に動くのを見るのは、ちょっと楽しいです 笑。
![ねこ](https://nekogeek.jp/wp-content/uploads/2020/04/40e4eba6e41025788eea37bd153b96bb.jpg)
サイトによっては禁止しているところもありますので、確認の上、利用してください。
ビジネス系アプリとの連携
基本的な、ビジネスアプリ(ワード、エクセル)などは、Python のライブラリから操作できるようになっています。
PDF ファイルから、文字をコピーすることもできます。
毎日、開いてコピペするだけの作業みたいなものがあれば、自動化すれば楽ですよね。
サービスとの連携
いわゆる有名なビジネスチャット(Slack, Chatwork など)や、Google Suite(スプレッドシート、ドライブなど)。
はたまた、Twitter、Facebook などの有名 SNS 操作も Python で行えます。
レポートや投稿の内容をまとめて、自動化することもできますね。
開発環境の構築も簡単
そんな Python ですが、開発するための環境をパソコンに作るのも、無料で簡単にできます。
Anaconda をインストールしよう
こちらの、Anaconda Individual Edition ダウンロードページから、開発ツールをダウンロード&インストールしてください。
![](https://www.anaconda.com/wp-content/uploads/2023/08/Banner-A-on-Dark-alt-10.png)
インストールして Anaconda Navigator を開くと、このような画面が出ます。
![Anaconda Navigator](https://nekogeek.jp/wp-content/uploads/2020/08/anaconda-navigator.jpg)
その中でも、重要な内容だけ、速足になりますが、ご紹介します。
① Environments(環境構築)
このページで Python の使用バージョンと、ライブラリのインストールが行えます。
初期状態でも、よく利用するライブラリはインストールされていますが、必要に応じてここから入れましょう。
![Anaconda Navigator - Environments](https://nekogeek.jp/wp-content/uploads/2020/08/environments.jpg)
② Jupyter Notebook
ブラウザ上で Python を扱える Web アプリ。
思いついたことを、簡単に試せますのでかなり便利です。
![Jupyter Notebook](https://nekogeek.jp/wp-content/uploads/2020/08/jupyter-notebook.jpg)
③ Spyder
Python の IDE(統合開発環境)です。
有名な PyCharm と違って、こちらは無料で利用できます。
いわゆるアプリ開発となると、こちらのほうを利用すると思います。
![Spyder](https://nekogeek.jp/wp-content/uploads/2020/08/spyder.jpg)
Python を学ぼう
ここまで Python 学習のメリットと、環境のインストールの方法を説明しました。
ただ、プログラム初学者だと、やはり最初は、体系立てて学ぶ必要があります。
ここでは、おススメのプログラム学習サイトと、おすすめ書籍を紹介します。
Web で独学で学ぶなら、こちらのページを参考にしてください。
[sitecard subtitle=関連記事 url=/program-self-learning-recommend-sites/ target=]
こちらの動画も良いですね!
おすすめ書籍
こちらおススメ書籍です!
Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
こちら、とっつきにくいプログラミングを漫画やイラストつきで大変親切に
一番いいポイントはさくさく進められることです。
その代わり、ほかの言語を先にやっている人ですと、物足りない内容になっていると思います。
一度、無料サンプルを見て、自分に合うかどうかを判断してみてください。
おススメです!
Python2年生 スクレイピングのしくみ 体験してわかる!会話でまなべる!
こちらは、上記 1 年生の内容をやったうえでの内容です。
Web サイトから情報収集を行うスクレイピングの方法になります。
実際に Web サイトから情報を取得してみて、体験できると、Python での可能性を具体的に知ることができると思います。
内容は、さらにデータ分析に進みますので、そちらも併せて見ると良いですね。
退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
こちらの本は、より業務効率に主眼を置いた Python の実用本になります。
タイトルにもある通り、ノンプログラマーでもちゃんと入っていけるように、導入は手厚く書いてあります。
とはいえ、記載内容は実用的なものばかりですので、経験者にもためになる本になっています。
以下、目次です。これを見てピンときたら購入してみてください!
第I部 Pythonプログラミングの基礎
- 1章 Python入門
- 2章 フロー制御
- 3章 関数
- 4章 リスト
- 5章 辞書とデータ構造
- 6章 文字列操作
第II部 処理の自動化
- 7章 正規表現によるパターンマッチング
- 8章 ファイルの読み書き
- 9章 ファイルの管理
- 10章 デバッグ
- 11章 Webスクレイピング
- 12章 Excelシート
- 13章 PDFファイルとWord文書
- 14章 CSVファイルと JSONデータ
- 15章 時間制御、自動実行、プログラム起動
- 16章 電子メールやSMSの送信
- 17章 画像の操作
- 18章 GUIオートメーションによるキーボードとマウスの制御
- 付録A サードパーティー製モジュールのインストール
- 付録B Pythonスクリプトの実行
- 付録C 演習問題の解答
- 付録D 日本語テキスト処理
最後に
かなり駆け足で Python での業務効率化を紹介しましたが、どうでしたでしょうか?
今、業務の効率化って、よく言われているワードですよね。
なかなか、具体的な方法を思いつかなかった方。
それを機にプログラマの道を考えてる人にも。
この記事が、いいきっかけになることを願っています!
それでは、良いプログラミングライフを!