[人種差別問題] アメリカの変・極端なニュースまとめ 2020年

エンターテイメント

※ 本記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは! ねこです。

アメリカ・ミネアポリス郊外で起こった、黒人男性ジョージ・フロイトさんが、警官によって死亡させられた事件。

これが、きっかけの一連の騒動。

世界を変えてしまうのではないか? というくらい、大きくなりましたね。

最近のアメリカの人種差別報道について

今回表面化したアメリカの人種差別問題。もちろん今までなかったわけではありません。

どこの国もそうだと思いますが、多民族国家という性質上、アメリカという国は、特に差別は多いのではと思います。

ただ、問題の大きなトリガーになっているのは、言われてるのとちょっと違うと思います。

やはり、コロナをきっかけとした一連の経済問題が大きいでしょうね。

一言でいうと「極端」

極端なアメリカ

今のアメリカ。

行き過ぎた、社会情勢の結果、普段ならありえないようなことが起こっています。

それら、それまでの経緯を全く知らない私のような人間から見た場合。

とても変なニュースなんですよね。

そんな変で極端なニュースたちを、あくまでエンターテイメントとして、紹介していきたいと思います。

そんで、私たちも、これをみて自分はオカシクないか振り返ってみましょう。

実際、私からしたら、今回のコロナ騒動で過剰すぎるニュースだと思うものは、日本でもたくさんありますしね。

人間、生きてる以上は同じ穴のむじなってことで。

まずは、これらのニュースを面白がりましょう 笑。

アメリカの「笑えない」笑えるニュース

これから書くのは、黒人男性ジョージ・フロイトさんの事件のあと、立て続けにアメリカで起こったことです。

もちろん、極端な面を強調していることは否定しません。

しかし、なかなかに「笑えない」笑えるニュースだと思います。

アメリカが、ディストピア系ゲームの世界のように

ジョージ・フロイトさんの事件から、またたく間に広がった抗議活動。

その多くの抗議活動は、ほとんど平和的に行われているもののようです。

しかし、一部暴徒化した方が行ったことが、大きな社会問題となっています。

その他にも、各地で暴動・略奪が行われています。

アメリカ 暴動・略奪
アメリカ 暴動・略奪

出典: https://www.dailymail.co.uk/news/article-8363407/amp/Protesters-descend-streets-Minneapolis-second-night-death-George-Floyd.html

差別(?)を連想するものに規制が入る

「黒人に見える」黒いデザインの商品がなくなる

ミセス・バターワース( Mrs. Butterworth's)の容器

写真:ロイター/アフロ

50 年以上の歴史がある、ミセス・バターワース( Mrs. Butterworth’s)というパンケーキのシロップブランド。

ふくよかな初老の女性をイメージしたシルエットに、黒いボトルがトレードマークになっています。

しかし、このボトルのデザインとブランディングの変更をしました。

理由は、それが、黒人差別を想起させる可能性があるため。

このボトルを作った 1961 年当時。

料理上手のやさしい黒人のおばあちゃんが作るパンケーキ、をイメージして作られました。

しょうがないのかもしれないですが、単純にタブーにしてしまう、この現実。

なんだか、余計に差別を生みそうですよね。

白人の人気女優が、混血キャラ役の声優を降板

さらに、白人の人気女優が、混血キャラ役の声優を降板しました。

その女優は、『アナと雪の女王』シリーズでアナ役を務めた人気女優のクリスティン・ベルです。

理由は、「白人が演じると黒人や混血の特殊性を損なう」からだということです。

「ザ・シンプソンズ」今後は有色人種キャラの声に白人俳優を起用しない

そして、日本でも有名なザ・シンプソンズですが、今後出てくる有色人種のキャラに白人を起用しない。と決めました。

もちろん、有色人種は選ばれにくいという風潮はあったのかもしれません。

しかし、そんなこと言い始めたら、芸術は成り立たないのではと思うのですが、どうなんでしょうか?

ジョージ・フロイトがヒーローに

ジョージ・フロイトがヒーローに

出典: Wikipedia

さらには、今回お亡くなりになってしまったジョージ・フロイトさんが、英雄視されるようになっていきました。

「ジョージ・フロイト」は犯罪者とつぶやいた企業幹部が失職

そんなジョージ・フロイトさんの件ですが、ことの発端は、偽ドル札の使用容疑で警察に取り押さえられたことから始まりました。

そもそも、ジョージ・フロイトさんは、今回の件の前にも窃盗や薬物所持で逮捕されているのです。

そのことを、アメリカ・ゲーム会社ライアットゲームズの幹部、ロン・ジョンソンは、自身の FaceBook で、このようなことを言いました。

メディアと左巻きの連中はジョージ・フロイドを殉死者に仕立て上げていますが、彼は本当はどんな人物だったのでしょうか?

それから、フロイトさんんの犯罪歴を顔写真付きで羅列し、続けてこう発言します。

彼が本当に警察官に殺されたのであれば、断じて許されることではありませんが、まだ犯罪容疑の段階で現在は調査中です。この出来事は、彼のような犯罪者のライフスタイルを送っていることが自分にとっても、周りの人にとっても、決して良い結果にはならないという教訓を人々(と皆さんの子供)が学ぶチャンスです

この文章だけ読むのであれば、非常にフラットな意見かな、とも思います。

しかし、それを受けてのライアットゲームズの反応は、こうでした。

我々はそのSNS投稿に気づき、調査を開始しました。あの写真に込められた負の感情は極めて不愉快であり、我々の価値観に反し、制度的人種差別を解決するためには社会を直ちに改革しなければならないという我々の信念――当社が先週の金曜日に表明したコミットメントで詳述したもの――にも真っ向から逆行していると断言できます。調査の詳細や調査結果を発表する予定はありませんが、当社の懲戒処分の手順に厳密に従い、結論が出るまで彼(ジョンソン)を停職にしています

なんと、停職処分になってしまいました。

その後、正式に解雇というかたちになっています。

よほど、すごい写真を貼ったのでしょうか?

とにもかくにも、自由な発言というのができない雰囲気が想像つきます。

「彼は違法なことをしてた」女生徒の大学進学が取り消しに

また、今回のジョージ・フロイトさんの件、ある優秀な成績の女生徒が、SNS で以下のようにつぶやきました。

みんな死んだ男のことでマジうるさい。
法律に従ってれば問題なかったはずよ。
黒人男性は潔白なわけがないわ、
なにか違法なことをしていたんだから

こちら、文章だけ読むと、日本でも Twitter で普通につぶやかれそうな内容です。

ただ、この投稿に苦情が殺到。

結果、個人が特定され、大学に通報。大学への進学・奨学金が取り消しになってしまいました。

元NBA選手がジョージさんの娘を肩車。娘「パパは世界を変えた!」

ジョージ・フロイトさんの娘である、ジアンナちゃんにも注目が集まっています。

フロイドさんの友人で、元NBA選手のスティーブン・ジャクソンさん。

フロイドさんの娘のジアンナちゃんちゃんを肩車している動画を、自身のインスタグラムに公開しました。

その中で、ジアンナちゃんは、笑顔で「パパは世界を変えた!」と力強く叫んでいます。

さらに、ジャクソンさんはこの動画のキャプションでこう付け加えます。

そうだよ、ジアンナ。パパが世界を変えたんだ。ジョージ・フロイド、変革の名

この動画ですが、今現在(2020年6月) 190 万回以上の再生をされています。

娘、親族に多額の寄付・学費免除・ディズニーの株主に

そのほかにも、ジアンナちゃんは色々な有名人・セレブからの支援を得ています。

  • カニエ・ウェストが 200 万ドル寄付(約 2 億円)。さらに、大学までの費用を負担
  • ジョー・バイデン前副大統領がジアンナさんの元を訪れる
  • バーブラ・ストライサンドがディズニーの株をプレゼント

もっとあると思いますが、かなりすごい状態ですね。

確かに親を殺されたという事実は、想像するまでもなく、つらいものだと思います。

また、有名人の影響力の行使方法として、これらのアクションは悪くないと思います。

でも、ここまでくると、過保護すぎるくらいの異常な支援だと思ってしまいますよね。

ついに、ミネアポリスが「警察」を廃止に

ミネアポリスが「警察」を廃止に

これらのような、色々なことがアメリカで起こった結果。ついにミネアポリスがすごい決断をします。

それは、「警察」を廃止しようという方針です。

市議会で 12-0 の賛成票

ミネアポリス市議会は、警察を廃止し、「地域の安全と暴力防止のための部門」に置き換えることに 12-0 の賛成票を投じました。

11 月には、この修正案をのせて、住民への投票を行う方針のようです。

もちろん、まだ警察は廃止にはなっていません。

しかし警察の廃止が議論され、さらに賛成多数という状況。

いったいどうなってしまうのでしょうか?

果たして、黒人が住みやすい世界になるのか?

もちろん、安心した暮らしを行うためには、治安の良さが必要です。

なので、治安を守る組織はとても重要になります。

それを、警察ではない組織体で行うことは可能なのでしょうか?

そもそも、アメリカの犯罪の被害者の割合でいうと、黒人の割合が大きいんですよね。

もっというと、犯罪を行う割合も、黒人の割合が多いですが。

(これは、黒人を差別してるわけではありません、事実ですし、そうなってしまう原因というのは別のところにあると思ってます)

それをふまえて、「警察」の廃止。

・・・なんというか、すげぇ。

これからどうなる、アメリカ?

どうなる、アメリカ?

上記のような、極端なニュース。

ただ、これらの方針は、大本の解決ではなく、あくまでその場しのぎのものに見えます。

ですので、根本の不満を取り除かない限りは、騒動は続くかと思います。

その根本とは、やはり差別と貧困だと思いますので、現状維持は難しいでしょうね。

じゃあ、日本は?

じゃあ、日本は問題なく安全か?

私は、日本も同じような状態に入っていく可能性が高いと思ってます。

というのも、日本も貧困の問題は見えないながら、多くの人にとって身近な問題になりつつあるからです。

そうなったとき、やっと私たちは政治とは、幸せとは、平和とは、ということを真剣に考えることになるかもしれませんね。